第16章 ●落ちる(夢主ちゃんの場合)●
「やめて、悟!」
「うわぁ、明るいところで見ると綺麗な背中。」
「乱暴にしないで。」
恥ずかしくてその場にへたり込んだ。
「えっ?うそ?ごめんね、恋ちゃん。大丈夫?」
焦るぐらいならこんな事しなきゃいいのに。
多分、私が夏油の事を思い出して怖くなってると思ってるんだ。
バカだなぁ。
あんな男のことなんてもう何とも思ってないのに。
「うん。大丈夫。起こして。」
「ほら。」
手を引いて起こしてくれた。
「ありがと。」
「ごめんね、恋ちゃん。」
平謝りの悟。
「フフッもういいよ。謝るぐらいなら最初からしなきゃいいのに。」
「だってぇ、恋ちゃんが好きなんだもぉん。触りたいじゃぁん?」
わがままなのに優しくて、バカなのに術師としては最強で。
本当、好き。
私からキスしてあげた。
その後、一緒にお風呂に入った。
悟が先に湯船に入って私が悟に背を向けて上に乗る。
後ろから大きな手が回り、長い指が胸をまさぐる。
「ンンッ。」
「感じちゃう?」
「ンッ、アァッ。ねぇ、のぼせちゃう。イイ事してあげるから出てもいい?」
「いいよ。イイ事ってなぁに?」
湯船から上がり、洗い場に膝をつく。
「ここに立って。」
バスタブの中で悟を立たせる。
彼の両足に両手を掛けて、彼のモノに舌を這わした。
「ヤバッ、これスッゲェエロいよ。」
顔を見上げながらいやらしく舐める。
「こういうの、好き?」
「あぁ、好き。大好き。エッチな恋ちゃん大好きだよ。」
下から上に向かって舐め上げていく。
先にはなかなか触れてあげない。
いーっぱい舐めてあげた。
「どうしたの?」
舐めるのをやめ、悟の顔を見つめてると聞かれた。
「次は、どうして欲しい?言って。」
「恋ちゃんの可愛いお口に入れたいな。」
ワォ!イケメンにそんな事言われるなんて、最高!
お望み通りにしてさしあげます。
「待って。いっぱい垂れてるから舐めてあげるね。」
先の方をチロチロと舌で舐める。
そしてお口で咥えた。