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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第16章 ●落ちる(夢主ちゃんの場合)●


「へっ?あ、あの、その。」

悟の前ではタジタジの男。

「コイツ僕の女。手出したら殺すよ。」

「す、すみませんでしたー!」

男は深々と頭を下げて逃げていった。


身長が190以上あって、白い髪にグラサンに青い目で。イケメンの悟を前にしたら大抵の男はビビりそう。

「大丈夫?恋。」

「うん。ありがと」

「危なっかしくて1人にしておけないね。」

「じゃあ、ずっと守って。」

「可愛いこと言うなよ。勃っちゃうじゃん。」

「ハァ?街中でなんて事言ってんのよ。」

軽くキレる、私。

「ちょっとイイとこ行こう。」

そう言うと私の手をギュッと握り足早に歩き始める悟。




しばらく無言で歩き続けてようやく止まった。

「今日はここ泊まろーよ。」


ここって……まさか……あの……


「高級ホテルじゃん!?」


有名な高級ホテルの前にいた。


「この前、予約してたとこだよ。」


ほんの一瞬、夏油の顔がチラつく。

だけど、それだけのこと。




「いいでしょ?ここ、1番高いお部屋。」

高級ホテルのスイートルームに通された。

「何で?いきなりきたのに?」

「今日買い物行くって決まった時に押さえといたの。」

「さすが!」

部屋の中を色々見て回る。

「うわぁ、すごーい!ジャグジーだ。」


「ベッドもおっきいし。」


「窓からの眺めも最高!」


「気に入った?」

「うんっ。夢見たい。」



ふっかふかのベッドの上でゴロゴロしてると、悟が横に来た。


「お風呂入ってからね。」

そっけなく言う。


「お風呂?シャワーじゃダメなの?」

「今日、あの子達のために張り切って買い物してたら肩凝っちゃって。ゆっくりお風呂入りたいな。」

「ババくさ。」

「ババくさくて悪かったわね。じゃあね!お湯溜めてこようっと。」

「ごめん!待ってよ。ねっ、許して、お願い。」

お風呂の準備をしていたら、後ろから悟に抱きつかれた。

「ちょっと待って。」

「ヤダ。」

「待てないの?」

「うん。」

そう言うと後ろから私をのTシャツを捲り上げ、脱がせた。
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