• テキストサイズ

流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第14章 ●逃げる●


とにかく体中が痛かった。

はやく退いて欲しかった。

「あぁ。いきそうだよ。、恋、いくよ、いく。」

やっと終わった。


そこで私はまた気絶させられた。


今度はお腹にパンチされた。




「恋、起きろ!」


あれからどれくらいの時間が経ったんだろう?


「恋!」


あっ、悟の声だ。


「さ、とる?」


悟の声で目を覚ます。


「あぁ、俺だよ!恋、よく頑張ったな。今お前、さっき歌姫とヘリで高専に着いたんだよ。今から硝子に治療してもらおうな。」


あぁ、そうだ。


私、夏油にボコられて、犯されたんだった。


悟が頭を撫でてくれた。


嬉しかった。


「ありがと。あーっ、いったーい。」

「痛いってどこが?」

「最初、夏油はあんまり本気じゃなくって、私が腕折ったから、それでね、怒らせちゃって。仕返しだってあばら折られちゃった。」

エヘヘって笑っちゃった。

「そこ、笑うとこじゃないだろ。」

優しく怒られた。

「五条、準備できた。」

白衣姿の硝子が来た。

「さとる?ごめん…今日、だったのに…私こんなで、ごめん。」

「謝るな!お前は何も悪くない。」

悟の長い指が私の涙を拭った。


泣いてばっかりだな、私。



それから硝子と2人きりになり、治療を受けた。

/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp