• テキストサイズ

赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第4章 急接近




「宮廷付き薬剤師見習い
志願者募集期間

招集
青の評議の間


…そうか

今日城に集まるんだったな」



「そうかって…


前々から気にして
落ち着いてなかったろー、ゼン。

にしても、今日だったか、すっかり忘れていたよ」




ははは、と笑うミツヒデを睨みながら、ゼンは



「それはともかく

木々とあかねはどこ行った?」



「え?
さぁ…」




「いつまで俺は
ミツヒデとここに
置き去りにされていればいいんだ?

ミツヒデと」


「うわっ2回言った!
嫌なのか!?」


「嫌なわけないだろう

心休まるよ」



はぁ、と溜息をつきながら言うゼンに


「........

…傷つくな…」


とミツヒデは漏らすのだった。







「ゼン!」


外からゼンを呼ぶ声がして振り返ると


「白雪!?」


木々とあかねと共に、白雪がいた。



バッ........スタンッ!


迷わず外へ飛び降りるゼン。



ミツヒデは、あっと止めようとするも、ゼンの行動は早かった。
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp