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赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第4章 急接近





「ごちそうさま」


「ゼン、もう行くのか?」


「あぁ。」



そう言うと、ゼンは先に部屋に戻っていった。



「…なんか、今日のゼン、そわそわしてないか?」



ゼンの姿を目で追っていたミツヒデは、ゼンの出ていった扉を見たまま言った。



「そーですか?」


「別に」



「........何となくわかるよ」



「ん?あかねは、ゼンがそわそわしてる原因を知ってるのか」



「…まぁ。」



「何だよ、何かあるのか?」



「内緒」



あかねは先程の件の当てつけのように、ミツヒデに頑なに教えようとしなかった。




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