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赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第1章  出会い




ビッー…

ゼンは剣を白雪の前に出し


「毒かもわからんものを
いきなり差し出されて使えるか!

森の小人じゃあるまいし
他人をあっさり信用はできん!

つまり
用はない


わかったら
もう行け」

そう白雪へ言った。


(まぁ…確かにそう

だけど)


(上から物を言う人間が多い

やかましいな……)


白雪は剣を恐れることも無く
やや下を向いて考え…


ゼンの向けた件を手に取り

「お!
なんだやるのか…」

そう言いかけたゼンに気もとめず



ゴスッ



自分の左手に剣を振り下ろした


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