• テキストサイズ

赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第1章  出会い




「ーーっ!」

白雪は、件をぶつけた左手の痛みを一瞬こらえると


ゴソゴソ…

カバンから布と薬を取りだした。

ペタっ


「ーーあいにくと

毒を持ち歩く趣味はないよ」



唖然としてみるゼンに向かって

白雪は処置をした左手を出した。





「ーーーっ」

ゼンは、持っていた件を落とし、そのまま蹲るように座り込んだ。


/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp