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赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第4章 急接近




「んー…」


目を覚まし、時間を確認すると、まだ6時前。


「まだ寝られる…んー…」



あかねは眠い目を擦りながら、起きるかもう一度寝るか迷い、



「あー…お風呂…」



朝お風呂に入ろうとしていたことを思い出し、起きることにした。



「........あの男にも声をかけるべきか…

…どうしよ…めんどくさいなぁ……」


ベッドの上でゴロゴロしながら考えた結果…


「1回声掛けて、起きてなかったらスルーしよ」

そう考え、入浴の準備をした上で部屋を出た。





コンコンコンッー…

「…よし、起きてこない。」


あかねは少しほっとして、オビの部屋の前を去ろうとすると、

ガチャッー…


「あれ、あかね嬢?
随分早いですね」


オビが出てきてしまった。


「うっ…
お風呂の場所、言い忘れたと思って。
今から行くから、案内しようかと…」


あかねは仕方なく、オビに伝えると


「なるほど。
じゃあ、案内願います。

ちょっと待っててください」


そう言うとオビは1度部屋へ戻り、着替えを持って再度廊下へ出てきた。


「お待たせしました、あかね嬢」



「ん。」



その様子を確認したあかねは、湯殿へ歩き始めた。





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