• テキストサイズ

赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第2章 お出かけ





「そういう時は声をかけろって
前にゼンが言ってたなぁと思って…」


木々と白雪が話す中

「何?!
当日に言うなよ!どこ?!」


ゼンはミツヒデを放置して白雪に詰め寄った。



「コトの山の辺りまで
船で日帰り」


「海下った先の街だね…」

白雪の行き先を聞いたあかねは少し考え込んだ。


「城を抜け出して同行する計画だったが…
仕方ないな
港まで見送ろう」


「どうも…」


ゼンは残念そうにしながらも、口笛を拭きながら支度をしに行った。




港町をゼンと白雪、そして側近3人が少し離れて歩いていた。



「勉強って

白雪、お前もともと薬剤師だろ?」


「うん、でも個人的に
薬草調達して、練習したくて」


「ふーん?」


「あ!あの船だ」


白雪の乗る船が見つかると


「ゼン、これ」


白雪は1枚の紙をゼンに差し出した。





/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp