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赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】

第1章  出会い





「!」

白雪に言われたゼンは、一瞬で顔を赤くした。

(おい、笑った顔…)


「いたっ!?」


白雪が髪を抑えながら声を上げた。



「あーー…

髪が気に引っかかったのか…


なんかおい

1束だけ長い髪があるぞ?」


「え?

いたたー…」

白雪のショートヘアから、1束だけ伸びた髪が、木の幹に引っかかっていた。


「あ

家出る時切り損ねたんだ、きっと…


ごめんゼン
切っちゃってくれないかな

とれないし…」


「は?」



(あ、そうだ…)


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