第2章 infinite loop
「っぐぁっ……し、シンタロー……さん?」
しぶといな。まだ生きてるなんて。
「お前も邪魔なんだよ。 にくっついてばかりで……これ以上 を汚さないために死ねよ 」
「…?…って…誰…」
出血多量で少しずつセトは動かなくなる。
最後にの名前を呟くなんて、反吐が出る。
けれども大好きな奴のために、頑張れる
血に濡れた部屋を出て次のターゲットの元へ向かう。
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「ぁ″……」
「ぐっ……シンタロー……」
アジトを出て公園に向かうとヒビヤ、コノハがいた。
コノハを公園に残しヒビヤだけを少し離れた場所に連れて行き、近くにあった太い木の枝で撲殺。
その後公園に戻りコノハの元へ行く。
力では適わないだろうから、コノハには何か適当に理由をつけて食べ物を渡した。それに毒が仕込まれてるなんて知らずに食べるなんてバカな奴。
なんの疑いもなしに受け取り毒殺。
あと、残りは3人か。ふと、スマホにいるウイルスの存在に気付く。
こいつもこいつで 何かと邪魔だった。
スマホを手に持つと不安な表情のエネがファイルに隠れるよう、潜んでいた。
目が合いニヤリと笑うと泣いているエネが縦横無尽に逃げようとする。
「今までありがとうな。」
感謝の言葉を述べスマホを…泣き叫ぶエネを片手で潰しデータごとエネの存在を抹消してやった。