第2章 infinite loop
中にはいると、如何にもアジトのようなアンティーク家具が所々に置かれていて、それぞれが雰囲気を出している。
そこに、昨日デパートにいた緑髪女が、驚いたような顔で此方をみて固まっている。
だが、それも一瞬ですぐに俺の元へ近寄る。
「カノ、セト…これはどう言うつもりだ?」
「だーかーら、言ったじゃん!探しに行くって。」
「俺はたまたまバイト先で見つけて…その帰りに見つけたんすよ」
男2人の言い分を聞き、俺の顔をこれでもかと言う程眉を寄せて無言で睨みつけるが、黒色のある一言により視線が外される。
「あのさ~…言いにくいんだけど…サクヤさん新しい団員だからね」
「……はあ!?」
数秒の沈黙後緑髪女が反応する。言葉の意味を理解したらしく
黒色の胸ぐらを掴み、問い詰める。
「どういうことだ!?まさか……」
「く、苦しいッ…キド、落ち着いて!!」
「…はあ~…カノがメカクシ団の秘密を喋って強制加入っすよ」
シンタローさんみたいに…と緑色が事情を説明すると
緑髪女は黒色を一発殴り、掴んでた手をはなす。
「…ま、言ってしまったんなら仕方ないか。…歓迎する俺が団長のキドだ。お前に色々と聞きたいことがあるからとりあえず……立ち話もなんだし、ソファーに座って話すか。」
緑髪女…もといキドに誘導され大人しくソファーに腰掛ける。
ちなみに俺の両隣に黒色と緑色が座り、向かいにキドが座っている。
そこまではいいが……何故か2人して俺に密着して座ってるので正直、暑苦しい。邪魔だ。