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progress ~東リべ卍~R18~

第43章 Requiem 場地




「はー…あ、ほらっ。デザートのどら焼き!」


「あっ!わ〜い!圭介のどら焼き大好き!」


満面の笑みを俺はジッと凝視する。

まだこいつの泣き顔を見ることは叶ってねぇけど、笑顔を見ることはいっぱい叶っている。



でも……



抱き締めたいと、キスしたいと、
そう長年思っていたことが
あんな形で適うとは思わなかったし、

泣いているところを見たいと思っていたことも、
あんな形で叶うとは思ってもみなかった。


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