第43章 Requiem 場地
家に到着すると、当然
真一郎くんも爺ちゃんもマイキーも驚愕していた。
「何があったんじゃ!ラン!圭介!」
「おい場地っ!俺、ランをちゃんと送り届けろっつったよな?!」
「まぁまぁちょい落ち着けよ2人とも。
何があったか説明できるな?
誰かにやられたんか?」
真一郎くんはランを手当しながら聞いてきた。
「ネコジチしてた奴ら」
「「「ネコジチ…???」」」
「ネコジチなんてセコいことしやがって。
だからランが、」
「まてまてまてまて圭介。
ネコジチ?ってなんだよ?」
「だからネコジチだよ!分かんだろ?!」
「え…いや初めて聞いた言葉なんだけど…」
「だーかーらー」
俺が必死に説明すると、
やっぱりマイキーはさっそく、
そいつら見つけてボコりにいくと言い出した。