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progress ~東リべ卍~R18~

第42章 rouse一虎②




1週間後…


「よぉ一虎ぁ」


「ジュンペケ…」


あの時の、友達だと思っていた裏切り者に呼び出された河原には、たくさんの群れを引き連れたジュンペケがいた。


「ちょづいてんのってこいつ?」


「うっす」



やっぱり人は…誰しもが裏切る。

父も母も友達も…。


どいつもこいつもくだらねぇ。



「仕返しくらい1人で来いよ」


なぁ


「群れねぇと何もできねぇカス共がよぉ!!」


「「行くぞおらぁぁぁあ!!!」」



結局俺は、その群れにボコボコにされてしまい、
起きた時は大の字に気絶していたんだと知った。



はぁ……。

「くっそ…痛ぇー…」


さて…
ジュンペケもその他のクズ共も
1人ずつ寝込み襲ってぶっ殺してやる…!



「こえー顔」


突然の声にバッと顔を上げると
なんと、場地が座っていた。



「そんな顔してっから友達できねぇんだぞ?」


「場地っ…お前なんでここにいんの?」


「マイキーから連絡来てさ、
お前をリンチするってウワサ聞いたって。」


「え?!」


「で、駆けつけたらホラ」


場地の指さす方向を見て驚愕した。


「っっ!!マイキー?!」


マイキーの周りには
さっきの奴ら全員が気絶して転がっていた。


…こいつら全部1人で?!?!



「一虎ぁ、俺らは群れてるわけじゃねぇよ。
ただ…仲間が傷ついたら全力で守る。
それだけなんだ。」



場地の言葉に、ドクンッと鼓動が波打った。
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