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progress ~東リべ卍~R18~

第39章 respective



「どんな彼氏でも絶対100パーイチコロだよ♡」


「おっ!教えて!!今すぐ!!!」


ランはバタバタとメモ帳とペンを取り出した。
真剣に、今牛のタレ目がちな目を見つめる。


「いいよ。まずね、誰もいない二人きりの場所に行く」


「…2人きりの、場所……っと。」

書きながら呟いた。


「あ、その日はちゃんと勝負下着身につけといたほうがいーよ」


「…しょうぶしたぎ…と。」 (カキカキ)


「そんでまず、ベッドかソファーを自分の背にして立つ。」


「…カキカキ…」


「で、上目遣いでジィっと彼の瞳を見つめんの」


「…カキカキ…」


「それで、顔を近づけてこう囁くの。
こんなふうに……」


そう言うと、
今牛はランの顔にグイッと自分の顔を近づけ、セクシーな上目遣いで見つめてきた。

突然のことで、ランは息すら止まってしまった。




「大好き……
…今日は…好きにしていいよ…」



「っっ!!!」



「おい」



?!?!?!?!?!?!


突然、すぐ背後から聞こえた声に
ビクッと肩が上がった。


恐る恐る振り返ると、
そこに立っていたのは…




なんと、三ツ谷隆だった。

後ろには険しい顔をした柴八戒もいた。
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