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progress ~東リべ卍~R18~

第38章 rudder




「「え?!」」
「「解散?!?!」」
「え?どういうこと」
「は?」
「トーマンが終わるってこと…?」
「なんでなんで?こんな最高の時に?」
「せっかくここまで来たのに?嘘だろ?」



「は?!お前…何言ってんだ…?!」


ドラケンまでもが驚愕の表情を浮かべていた。


「壱番隊隊長!花垣武道!前へ!!」


周りがざわつく中、
万次郎に呼ばれた武道が目を見開いたまま前に出る。


「未来を変える為なら
これが1番だろ?」


「マイキーくん…でも…っ」




「弐番隊隊長!三ツ谷隆!前へ!!
お前がいてくれたから東マンはここまで来れた!」


「…ちょっと待てよマイキー…っ」




「参番隊隊長代理!林良平!!
パーちんのいない間、がんばってくれたな。
最高の隊長代理だ」


「っ…マイキー…」




「肆番隊隊長!河田ナホヤ!!
ここまで東京卍マンを支えてくれてありがとな」


「…そんな事言うなよマイキー…
オレ…やだよ…」





「伍番隊隊長!武藤康宏!
…捕まっちまって今ここにいねぇけど、俺は最後まで東マンメンバーだったと思ってる!」



万次郎が強くそう言い放ったあと、
ドラケンの方を向いた。




「東京卍會副総長!龍宮寺堅!!」


ドラケンが静かに万次郎の前に立つ。



「佐野万次郎……
クソわがまま…天上天下唯我独尊男…
…けど俺らは、そのカリスマに惹かれてここまでついてきた。」


そこまで言うと、ドラケンは覚悟を決めた表情をした。


「総長の決断に異論はねえ!!
今日までお疲れ様でした!総長!!」


手を後ろに組んで頭を下げる姿に誰もが涙を浮かべる。


「ありがとう…ケンチン…」



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