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progress ~東リべ卍~R18~

第2章 rampant




「今日から、この子は我が家の一員だ。」


ある日突然、爺ちゃんがそう言って目の前に女の子を連れてきた。


「万次郎、お前と同じ歳だ。」


「へぇ〜!俺は長男の真一郎!
こっちは弟の万次郎、で、妹のエマだ。
よろしくね!」


10個上の兄貴は朗らかにそう言って、
わざわざ俺たちの紹介までしてくれた。

でも…
ランは名前すら言わなかった。

どころか、整った顔には似つかわしくない尖った鋭利な眼光を、俺と兄貴にだけ交互に突き刺していた。



……え、なにこいつ。
クソ生意気そ〜っ!ドン引き!

うんともすんとも言わねーし
挨拶もしねーどころか名前すら言わねーし…

色んな意味でやばくね?!

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