第31章 reaction
「はぁっ、はぁっ……
も〜万次郎の奴ぅ〜っ!!
一発くらい殴ってやりゃよかったかも」
ほんっとあんな言い方しなくってもいいじゃん。
人が親切心で言ってやったってゆーのに。
そーだよ、確かに私は可愛げのないやつだし、女っぽくはないし、襲われたりなんて心配はないけどさ〜
てか隆の中学、地味に距離あんだよねー
これから私もこっそりバイク通学しよっかな〜
「とりあえず、万次郎にメールでも打っとこ。
なーんかムカつくから。」
ランは息を切らしながら立ち止まり、
口角を上げながらメールを打ち始めた。
「ふふ…送信っと……」
送信中・・・
という画面を見つめながらククッと笑った時だった。
ガバッ!!!!
「ひぁっっ?!」