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progress ~東リべ卍~R18~

第26章 reindeer



「「メリークリスマース」」


三ツ谷もルナマナも、どれも美味しいと言って食べてくれている。

そんな中、なんとランはノンアルコールビールを飲みながらガツガツ料理を食べていた。


「んん〜っ!さいっこう♡」


「…オヤジかよ、お前。」


若干引きつつも、三ツ谷はランの元気な姿と、ルナマナの嬉しそうな顔に、心の底から幸せな笑みが零れた。


手作りケーキを食べつつ、
ランはルナマナにクリスマスプレゼントを渡した。


手作りのスカーフと可愛らしいハートのペンダント。

スカーフは、自分と同じように
髪を束ねてリボンのように結んであげた。

なるべく2人に似合う色違いのものにし、
イニシャルやハート柄を刺繍したものだ。


「隆が作ってくれたやつみたいに、
うまくはいかなかったんだけどね…」


「いや、すっげー上手くできてるよ。
わざわざありがとなラン。」


「ありがとうランちゃん!」
「ランちゃんとおそろい〜!」


喜んでくれてよかった。
ハートのペンダントも、女の子らしくて気に入ってくれたみたいだし。

心の中でホッと胸を撫で下ろす。
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