第24章 revere*
「なっ…なんでこんなん持ってんだよ?!」
まさか別の奴とここで…?
誰だ…?
まさか……マイキーと…?!
「だって…こんなことになることもあるかなって…
バイブルにもこんなシチュエーションあったし…」
羞恥で目を合わせられないのか、
俯き気味で小さく言うランに、
ああ、なるほど。と妙に納得してしまった。
まぁ何にせよ
「た、助かったぜ。ありがとな。」
寸止めになんなくて済んだ…
こんなとこでそんなことなったら
マジで苦しくてヤベエ…
だから
変なこと考えんのはやめよう。
三ツ谷はそれを受け取ると
もうとっくに質量を増しているそれに
おずおずと装着し、服を脱ぎ去った。
その間にランは部屋の電気を少しだけ暗くする。
「っおい!んなことしたらマイキーにバレんぞ!」
「大丈夫だよ。どーせ外なんて覗かないよ。
きっと今頃ゲームやってるかテレビ観てるか寝てるかだよ」
そう言って横になるランに
戸惑いがちに覆い被さる。
「……マジでいいんだな?」
「うん」
「途中で頭痛とか目眩とかしたら、すぐ言えよ?」
「うん…。なんだかんだ気にかけてくれるよね」
「……。今だけかもよ。」
「え?」
その瞬間、バッと手で口を塞がれていて
グッと腟内に三ツ谷自身が滑り込んできた。