第24章 revere*
「んんんんーっ!!」
口を塞いでくれていて本当に良かったと思った。
一気に再奥まで突きあげられ、
そのままずんずんと三ツ谷の腰が打ち付けられる。
「んんっ!んっ…んっ!…んぐっ」
「…っはぁ…は…っ…苦しいか?」
「んーっ…んっ…」
三ツ谷の荒っぽい息が吹きかかる。
口を塞がれ、目と鼻の先で見つめてくる三ツ谷の表情は艶っぽくも少し冷徹に見えた。
「じゃー黙ってられる?」
揺さぶられながらもこくこくと頷くと、
フッと笑ってゆっくりと手が離れた。
「っは!…はぁっはあっ…んあっ…!」
「おいおい言ったそばから約束やぶんなよ。
もっと激しくすんぞコラ」
「ひぁっ…んぁっ…!」
また大きな声を上げそうになった瞬間、唇を重ねられ、奥から舌を絡め取られた。
くちゅくちゅと口内を貪られ、腰の動きは激しさを増していく。
三ツ谷の片手で、両手を頭上で拘束され、
もう片手は乳房を荒っぽく揉みしだいている。
その間も、再奥まで容赦なく下を攻められていた。
「んんっ!…ぁふっ…んっ!」
「っ…ん……うっ…」
苦しげな三ツ谷の声も、2人の口内に飲み込まれていく。
さすがに酸素が足りなくなってランが顔を僅かにそらすと、パッと開放された2人の口から大きく呼吸音が漏れた。