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progress ~東リべ卍~R18~

第24章 revere*



大寿は当然、酷くふてぶてしい態度だった。

テーブルに足を投げ出してふんぞり返っている。
その背後には乾青宗と九井一が立っていた。


向かいのソファーに三ツ谷が腰を下ろし、
その背後に、八戒、タケミチ、千冬が立っている。



「初めましてだね、大寿くん。」


「てめぇがウチの弟たぶらかしてる三ツ谷か!」


「ずいぶんな言い方っすね」


「殺すぞてめぇ」


全身のタトゥーと、その威圧的なオーラにタケミチはまた怯みそうになる。

ピリピリとした空気が流れた。


「で?話ってなんだよ?手短に言えよ?」


「八戒は黒龍に渡す。金輪際関わらねぇ」


その言葉にタケミチは目を見開いた。


「え?!三ツ谷くんそれ話違くないっすか?!」


「ハハッおもしれぇな!
それを止めに来たんじゃねぇのか?!」


「その代わり柚葉を解放しろ」


「「?!」」


「タカちゃん…なんでそれを…?」


「大寿くん。柚葉になんかさせてんな?」


目を細める大寿を、三ツ谷が真っ直ぐ睨む。


「八戒はずっと柚葉を守ってきた。
兄貴の暴力からな。」


「…おもしれぇ冗談だな!」


「八戒はアンタにビビって東マンを抜けるんじゃねぇよ。柚葉を守るためだ!」


その瞬間、大寿の拳が三ツ谷に飛んだ。

「三ツ谷くっ!」
「タカちゃん!」


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