第24章 revere*
「ラン、元気出して。東マンのことは俺らに任せてくれて大丈夫だからさ。」
「軽度の段階の手術だし、絶対成功してすぐ元通りになりますよ」
「…ありがとう。2人とも…。」
アングリーと春千夜が優しくそう言ってくれたので、なんだか心底こんな自分が情けなく思えてきてしまっていた。
「とりあえず俺、一旦兄ちゃんにメール打っとく」
「俺も一旦、隊長に。」
2人は各々の隊長にメールを送信した。
「ラン、おうちでマイキーたちと相談して決めなね。そしたら俺にもちゃんと教えてね。」
「なにか力になれることあれば言ってくださいね。
なんなら自分、どこへでも送り迎えしますよ。」
「ホントにありがとう…2人とも。」
「それは三ツ谷が率先してすんだろ、三途。」
「あ、そうですよね。それかボスが。」
元気づけるように微笑んでくれる2人に
つい目頭が熱くなってしまった。
「返信ないし、まだみんなは会議中かなぁ〜〜」
「でしょうね。」
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