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progress ~東リべ卍~R18~

第24章 revere*



「稀咲はやっぱり場地さんの仇なんだな?」


「ああ。間違いねえ。
ハッキリと未来の稀咲の口から聞いた。」


「ぜってーぶっ殺す!!!
でも…今じゃねぇ…
稀咲率いる参番隊は隊員数100人…
さらに元バルハラから新設された陸番隊もいる。
それに対して俺とお前は新造壱番隊。
まだ上手く機能してない。」


「…雲泥の差だな。」


「ああ!ワクワクするな!タケミっち!」


そう言って千冬は立ち上がった。


「お前はこれから、誰にも負けねぇ壱番隊を創るんだ!
ゼロからのスタートだけど、お前ならできる!」


その言葉に、タケミチの瞳が揺れる。

なぜこんなにも千冬は
自分の心を元気づけてくれるのだろうかと思った。



「黒龍だろうが稀咲だろうがぶっ潰せ!
俺が最後まで支えてやる!」


そう言って差し伸べてきた手を見つめる。


「それが、全部を話してくれたお前への
俺の答えだ!」


「…千冬……」



「相棒!これからもよろしくな!」



ありがとう…
千冬…



「よーし…やってやんぜ!相棒!」



タケミチはその手を力強く握った。
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