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progress ~東リべ卍~R18~

第5章 refine



「はぁ…はぁ…三勝二敗で俺の勝ちぃ…」


「はぁ…いやそれ俺じゃね?はぁ…はぁ…」


「はぁ…俺のこと忘れてね?…はぁー…」


ドラケン、三ツ谷、パーちんはまだそんなことに拘っているようだ。


「っお!つぅか!ランの水着姿やべーな!
トップクより似合ってんじゃね?!」


ドラケンがようやく気がついたように言った。


「うんうん。やっぱスタイル良いし、ランはモデルになるべきだよ!」


三ツ谷の言葉に、皆目を丸くする。


「モデルかぁ。そりゃいいな。んで東マン広めてくれよ」

「いやメディアに族なんてことバレたらヤバくね?」

「いやむしろ好感度上がるかもよ?いつか俺の創ったブランドの服を着させんだよ」

「「マジかよ!!」」


ランのそんな姿を想像しながらなんとなく皆顔を赤らめた。


「エロいの作れよ三ツ谷!」
「水着も作れよ三ツ谷!」
「下着も作れよ三ツ谷!」


「あぁん?!」


「おいてめぇら!!!」


バゴンッ!!


「うっ!」


ランの投げたマリンボールが思い切りドラケンの腹にぶつかった。


「てめぇらの脳みそは喧嘩と女しかねぇのか?!」


「ははっ!それはまさしく正論だな!」


いつの間にか本気のドッヂボールが行われ、そのあまりにも凄まじい乱闘に、周りの客たちはどんどん離れていっていた。
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