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progress ~東リべ卍~R18~

第22章 rapidly



そんなこんなで引いていくと、
なんと先に春千夜が上がってしまった。


春千夜「くくくっ…やったあ」


ムーチョ「てめぇ…2度も俺を出し抜くとはいい度胸だな」


春千夜を睨んでいるムーチョからアングリーが引いた。


アングリー「うっお!…マジかよ」


その反応はわかり易すぎて、
ムーチョからアングリーにババが渡ってしまったようだ。


そしてたちまちムーチョは上がってしまった。


「うへぇー!どーしよー!!」


ランはアングリーのカードに交互に触れては何度も迷うが、アングリーのキレ顔はもちろん変化なしで全く掴めない。


「もう!ちょっとは表情変えてよね」


スマイリー「無理言うなよ。こいつはキレ顔か泣き顔しかできねぇんだから」


泣くとスマイリーの100倍強くヤバい奴になるらしいが、今はそんなことどうだっていい。


「ええいっ!!…え!!うそ?!」


アングリー「っしゃあぁ!あがりぃ〜♪」


結局最後まで負けたのはランだった。


ぺーやん「はいっ!まいどまいど〜」


ぺーやんたちは賭け金を精算している。


スマイリー「じゃーお待ちかねの罰ゲームだけどぉ」


「っえ!ホントにやんの?!」


アングリー「お手柔らかにしてあげなよ?」


なにがいいかな、と言うスマイリーに全員が考え込む。
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