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progress ~東リべ卍~R18~

第22章 rapidly



ドラケン「んー。この肉団子うめぇな」


「でしょー?隆と作ったんだ〜
ほとんど隆が味付けしてくれたんだけどね〜」


万次郎「出たよ〜隆隆って!隆狂かよお前はっ」


ムスッと頬を膨らめてプイと拗ねる子供のような万次郎に、三ツ谷が苦笑いする。


〆の麺も食べ終わったところで、食ったらすぐ寝るどこまでも子供な万次郎を放っておいて、皆でババ抜きをした。


「9人でババ抜きなんて初めてだよ。
なんかキンチョーする…」


そう言いながら神妙な面持ちでアングリーから1枚引こうと手を伸ばす。


アングリー「安心して。俺はババを持ってない」

スマイリー「そーゆー事言うなバカかアングリー」

「ハハッ相変わらず素直で優しいなぁソウヤは。」


次々にみんな引いていくが、
誰がババを持っているかが未だ掴めない。

みんな表情を隠すのが非常にうまい。


ドラケン「・・・」


三ツ谷「……早く引けよドラケン」


ドラケン「ぜってーお前が持ってるだろ」


三ツ谷「はぁ?何を根拠に」


ドラケン「てめぇさっきから怪しすぎんだよ…」


恐る恐るドラケンが1枚引く。


ドラケン「……っ…」


ドラケンの眉がぴくりと動き、三ツ谷がニタァと笑った。

どうやら三ツ谷が持っていたのは本当だったらしい。
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