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progress ~東リべ卍~R18~

第20章 rage




「なぁ…千冬ぅ…」


「はい…」


「ペヤング食いてぇな…」


「…っ…買ってきますよ」


「半分こな?」


ニッと満面の笑みになる場地に、
千冬が泣きながら何度も頷く。



「ありがとな…千冬…」



その言葉を最後に、場地の虚ろな目が閉じた。

ランの握っていた手がみるみる冷たくなる。


「……圭介…?」


「場地さん…?」


「・・・」


「やだあ!!やだ!!圭介!!起きて!!
いかないで!!嘘つき!!!嘘つきぃぃぃ!!!」


「場地さあああぁぁあん!!!」


千冬が場地をグッと抱き締める。
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