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progress ~東リべ卍~R18~

第20章 rage




「三ツ谷大丈夫か?」


「ウッス」


「敵が多すぎる…!」


「確かに東マン150人にバルハラ300人ってだけで不利なのに相手の方が歳も上でパワーが違ぇ。幹部だけが押してても下の奴らが押され気味だ」


「こいつらを守らねぇと…」


少々押され気味な状況に、ドラケンも三ツ谷も顔を顰める。


「どおしたぁドラケン!!
早くかかってこいやあ!!」


そう声高らかに笑う半間は、凄い人数の敵を挟んで遥か遠くにいる。


「くそ…大将が遠いぜ」


「うおりゃぁぁあああ!!!
かかってこいやてめぇらぁ!!」


その時響いてきた声は…


「…タケミっち?」


タケミチはボロボロになりながらも
諦めることなく腕を振り回している。


「ぜってぇ倒りぇねーじょ…
この抗争は…俺が終わらすんだよ…
はぁ、はぁ…俺が…全員ぶっ飛ばす!!!」


ふらついてついに倒れそうなタケミチを
三ツ谷が支えた。


「やるじゃん、タケミっち。」


その様子を見ていた東マンメンバーたちは
何とか立ち上がりながら己を奮い立たせた。


「くそっ、情けねー」
「何弱音吐いてんだオレら」
「倍いようが関係ねぇ!」
「おう!やってやらあ!」


「こいつらを守る必要なんてなかったな。
攻めあるのみ!!」


ドラケンは力強く構えてタケミチに笑いかけた。


「目ぇ覚めたぜタケミっち」


「ほぇ…?」

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