第4章 receive
「総長は、天上天下唯我独尊男!マイキー!
副総長は兄貴肌ドラケン!
皆のまとめ役三ツ谷は親衛隊を任せる!
旗持ちは力自慢のパーちん!
俺と一虎は特攻隊!
で、ランは皆の相談役な!」
「えっ、ちょっとなにそれ?
私も闘いたいよ!女だからって差別すんな!」
「そんなんしてねーよ今更。
闘いたいときは闘えばいい。つまりその時々によって臨機応変フリー戦闘型。でもせっかくの紅一点なんだ。チームの癒し系になってくれよ。っあ、ヤラシイ意味じゃなくてよ?」
「「ぎゃはははははは!!!」」
皆の笑い声が響き、ランは顔を赤らめてそっぽを向く。
「わっ分かってるよそんなん!!」
「……でも、いいのかな…
そんな簡単にチームって言うけど…」
そう小さく呟いたのは、この状況を作ってしまったことに少し罪悪感を感じている一虎だった。
「おう。もうチーム名も決めたし〜」
「え?!マイキーもう決まったのか?」
「東京万次郎會だ!!!」
マイキーのドヤ顔に皆ドン引きの表情になる。
「「だっっせぇぇええ!!!」」
「違うでしょ万次郎!東京卍會!でしょうが!!」
ランの言葉に全員なるほどと言う顔をした。
三ツ谷「そりゃーいいかも。」
ドラケン「ランのその墨も合ってるしな。」
「スカーフも合ってるって言って。」
ドラケン「いやそのリボンはギャップありすぎだけど」
一虎「ははっ。確かに!」
場地「族で墨入りの女がそんな愛らしいリボンしてるギャップはなかなかクルもんがあるな」
パー「ギャップでふいをつく狙いか」
「はぁーん?!」
ドラケン「いやキレるなキレるな!じょーだんだよ!
お前自分はわけわからん冗談言うくせになんっで自分は通じねぇんだよ!」
ランがキレるとやばいことになるので皆苦笑いして慌て出す。