第4章 receive
「ま、それはともかく賛成だ」
「ああ。チームがあれば全員で喧嘩する意味があるし」
「チームかぁ。ドキドキすんなぁ」
「まぁ、なんにせよ、これで決まりだな!」
こうして、東京卍會、略して東マンは誕生した。
「俺らの全てをお前に預ける。
時代を創れ、マイキー。」
場地が力強く言い放った。
「おう!どんなチームにしたい?」
「うーんそうだなぁ…
誰かが傷付いたら、みんなで守る。
一人一人がみんなのために命を張れる。
そんなチームにしたい。」
凄いこと言うなぁ圭介は。
でも…きっとこのチームはそうなれる。
ランは心の底からそう思った。
「ねぇ、皆で記念にお守り買っていかないー?」
「おっ!いーねー賛成!」
「盗んじゃダメだぞ!?」
「ははっ!さすがにここでそんなことしたらソッコーでチーム終わるだろーね」
ランの提案で皆でお守りを買い、皆でお参りもした。
このチームがこの先、どんどん大きくなって、
きっと日本一になりますようにと。