第16章 rational
「タケ…ミチ…?!」
「なにやってんだ!!タケミっち!!」
「はぁ…はぁ…」
日向の笑顔が脳裏を掠めた瞬間、気が付いたら殴ってしまっていた。
「東マンでもねぇてめぇが!何やってんだタケミっち!任命式潰す気か?!」
「ドラケンくん…」
ドラケンの怒鳴り声と共に三ツ谷や河田が近付いてくる。
三ツ谷「どういうことだ!タケミっち!」
河田「てめぇマイキーの顔に泥塗るつもり?」
武藤「何とか言えやコラ」
「違うんすよ、みんな…俺は…俺は…」
場地「なんだなんだー?
おもしれぇことになってんじゃん」
そこに現れたのは場地だった。
「圭介っ!?」
ランは目を見開いた。
また少し久しぶりに見た場地は
若干痩せているように見えた。
三ツ谷「場地…」
武藤「てめぇ謹慎中だろ?」
タケミチはハッとなる。
場地?圭介?
なんか聞いたことあるような…