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progress ~東リべ卍~R18~

第15章 relent*




ランさんがいなくなったら、
それだけで東マンはいろいろ機能しなくなるんじゃ…!




「とにかくさ…
私にはもう東マンと関わりはないから。
あの日から…圭介だって一虎だって…」



そこで言葉を濁し、背を背けた。



圭介…?
一虎…?


誰のことだ?


タケミチにはそれが誰のことなのか
まだわかっていなかった。



「「せんせーっ!!!」」


その時、道場の奥からランを呼ぶ子供たちの声がした。



「じゃあね、タケミチ。
あんたもさ、頑張って忘れなよ。
"あの時" のことも。」



ランは振り返らずにそう言って
道場の中へと入っていってしまった。


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