第15章 relent*
初めて直で見るその頂きに恐る恐る手を伸ばす。
ゆっくりと触れると、ピクっと反応するランが可愛くて少し笑った。
柔らかい……
胸ってこんなに柔らかいんだ…
しかもすげー綺麗だし…
そんなことを思いながら、戸惑いがちにゆっくりと揉みしだく。
しかし三ツ谷はそうこうしているうちに重大なことに気が付いてしまった。
「やばいラン」
「えっ?なに?」
突然なんだろうかと目を見張るランを無視して、三ツ谷は真剣な顔をしてメジャーを取りだした。
「やっぱ直だとサイズちげーな」
そう言ってまたバストを測り直す三ツ谷にランは顔が赤くなる。
「なにそれどーゆー意味?!
私別に盛ってなんてないのに!」
「バカそーゆー意味じゃねぇよ。
ここ重要なんだよ。やっぱ裸にしねーと正確に測れねぇんだな。勉強になったわ。ありがとうラン」
「っえ!ちょっと!私以外の女の採寸しないでよ?!」
その言葉に、三ツ谷はハハハハ!と盛大に笑ってから
「しねぇよ。」
そう一言言って目を細めた。
「その代わりランも…
ずっと俺だけのモデルでいろよ」
コクと頷くと同時に三ツ谷は乳房に舌を這わせた。
「んぁっ…あ…っ…ぅ…ん」
初めての快感に目眩すら起きそうになる。
そこかしこにキスの雨を降らす三ツ谷の銀髪に手を添えた。