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progress ~東リべ卍~R18~

第14章 revive



「あっ、そうだ、コレッ。
マイキーからお前に渡せってさ。」


ドラケンが差し出してきたのは特攻服だった。


「…特攻服…?」


「東マン立ち上げの時、マイキーが着てたトップクだ。東マンにとって、命みてぇなシロモノだ。」


「えっ。そんなものをなんで俺に?」


「着るか着ねぇかはお前次第。
でも、お前に持っててほしいってよ。」


タケミチが目を瞬かせていると、ドラケンはベッドから降りた。


「タケミっち、お前は東マンの恩人だ。みんなが認めてる。俺もその一人だ。」


そう言って、バッと頭を下げてきた。
金色の辮髪が視界の下に映る。



「俺からも改めて礼を言う。
ありがとう…。
それ、大事にしろよ」



恩人…そんなふうに言われたのも、
とてつもなく大事なものを託されたことも、
タケミチにとっては初めてのこと。


マイキーくんの…
これが似合う男になれるかなぁ…

でも俺は…
向こうの世界…未来の世界の住人だし…

過去の俺に任せるしかないよな。



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