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progress ~東リべ卍~R18~

第14章 revive




「つーかラン、その呼び方、もうやめろよ。
そもそも、なんで俺だけ苗字に君付けなんだよ。
他の奴らは全員下の名前呼び捨てなのに。
けっこー虚しく感じてたんだぞ。俺。」


「ごめん…だって意識しちゃってたから…
じゃあ……た、隆…」


思い切ってその慣れない呼び名を口に出してみて、
あまりの違和感に鼓動がうるさくなった。


恐る恐る三ツ谷を見ると、嬉しそうに目を細めていて、その艶めかしさで今度は心臓が止まりそうになる。

きっと今、顔が真っ赤だろうと思うと、本気で恥ずかしくなってきた。



「や、やだなんか!なんかめちゃくちゃ現実味無さすぎて…これってまだ夢かもしんないよね…?
名前呼ぶだけでこんな緊張しちゃうとか、私、」


ガタッと三ツ谷が立ち上がった。


ギシッとベッドのスプリングの音が鳴る。








…え???







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