第13章 regret
「誰か!!誰か必ず!!
ランさんを守ってください!!」
タケミチは大声で叫んだ。
その声を聞いた万次郎も三ツ谷も場地も一瞬目を見開いたが、すぐに好戦的な表情に戻す。
三ツ谷「おう、任せとけ」
場地「誰に向かって言ってんだコラ」
マイキー「大丈夫だ!行けタケミっち!」
タケミチはドラケンの大きな体を担いでなんとか病院への道を歩いていく。
しかし重すぎて足が思うように進まない。
挫けるな俺!!
途中で日向とエマが合流した。
「ヒナ、救急車どれ位でくる?!」
「わかんないけどお祭りと雨で道混んでるみたいで…」
するとそこへ…
「あれあれぇ?!
死んでねーじゃんドラケンちゃん!!」
「カスが何よけーなことしてくれちゃってんだ?!
ザコミチぃ〜!!」
「ジュース買ってこーいハハハっ」
運の悪いことに
…キヨマサ一派だった。