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progress ~東リべ卍~R18~

第13章 regret




タケミチは乱闘の中、今日死ぬはずの
ドラケンとランを必死で捜していた。


しかし当然、強い雨とかなりの大人数のせめぎあいの中、なかなか見つけることが出来ない。


しかしそこに…
キヨマサを発見することは出来た。


いた!!キヨマ…

え?!?!


キヨマサは満足気な顔をして
既に血の着いたナイフを握っていた。



「?!ドラケンくん!!!」


視界をめぐらせ、映り込んできたのは
腹部を刺されて気を失っているドラケンだった。


「ドラケンくん!!ドラケンくん!!!」


マイキー「どうしたタケミっち?!」


「ドラケンくんがっ…刺された!!!」



マイキーは目を見開いてその方向へ駆けつけようとする…が、それを半間が邪魔をする。


「マイキー見ーっけ♡」


「タケミっち!!ケンチンを頼む!!」


そうだ!俺がドラケンくんを!!

でも…!… ランさんは?!


懸命に視線を走らせると、
一心不乱に揺れる赤いスカーフが見えた。


「ランさんっ…!」


雨の中、息を切らして敵と懸命にやり合っているランと、その近くで三ツ谷が戦っているのが目に映る。
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