• テキストサイズ

progress ~東リべ卍~R18~

第13章 regret



マイキーはぺーやんに叫ぶ。

「ぺー!!なんでケンチン襲った!!
俺とケンチンが和解したのは知ってたろ?!
メビウスまで使って汚ねぇ真似してんじゃねぇぞ!」


「勝手に和解とかしてんじゃねぇよ!!
俺は納得いかねぇぞ!!」


「パーの話はもう終わりだ!!」


「終わんねぇよ!!
パーちん捕まったのになんもしねぇで終わり?!
笑えねーよ!!」


ゴッ!!

目の前に来た万次郎を、ペーやんは殴った。


「こうするしかねぇだろ!!
パーちんは俺の全部なんだよ!!」


ゴッ!!


「…来いよマイキー!
なんで殴り返さねぇんだよ!?
俺なんか一発だろ?!」


ガッー…


「俺を見ろ」

マイキーはペーやんの頭を引き寄せ、額をつけて凝視した。


「笑ってるか?
パーちんが捕まって、笑ってるかよ?」


「っ……」


「辛ぇよ……
俺とケンチンが争って東マンがバラバラになるのは悲しいって…タケミっちがそう言ってた。みんなが争っちまうって…俺はそんなこと考えてなかった…
"井の中の蛙" だったんだ…」


「マイキー…」


「気が済むまで俺を殴れ。
俺は、仲間と争いたくねぇんだ。
それで全部チャラにして、戻ってこい。
ぺーやん。」



.
/ 996ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp