第13章 regret
万次郎はバイクから降りてつかつかとペーやんの方へ行く。
「ぺー…これはお前のやり方じゃねぇ。
誰にそそのかされた?」
その時、現れたのは…
「へぇ、意外〜
マイキーってぇ、頭もキレるんだね?ダリィ〜♡」
左手に"罪" 、右手に"罰" の刺青…
ランはハッと息を飲んだ。
「お前は…半間修二!!」
「おっ?
やっぱ東マンのお姫様には知られてたかぁ?
ははっ…ダリィ〜♡」
気味の悪い笑みを浮かべながらタバコをふかし、後ろには大勢のメビウスを連れている。
「一応 今、仮でメビウス仕切ってる、半間だ。」
マイキー「お前が裏でネチネチしてるキモ男?」
「ハハッ、めんどくせーなぁマイキーちゃ」
どがっ!!!
「「マイキーの蹴りを止めた?!」」
誰もがその俊敏さに目を見張る。
「そんなに急ぐなよマイキー。
俺の目的は東マン潰し。
かったりーから内部抗争させよーと思ってたけど…まぁ結果オーライかな。これで無敵のマイキーをこの手で…ぶっ殺せるからな♡」
「そんなことさせねーよ!!」
「女は黙っとけよ、月乃ラン。
てめぇのことはメビウスでたっぷりと…
可愛がってやるよ♡」
その言葉は、誰ものこめかみに青筋を立てた。