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progress ~東リべ卍~R18~

第13章 regret





「おい!!!」


「「?!」」


その声の主はなんとランだった。


「てめぇら何してくれちゃってんだコラ!!」



完全にキレている月乃ラン…


噂にも聞く女…やばい…

その場に集っていた
メビウスの一派は奥歯を噛み締める。


「良平お前!なんのつもりだ!
こんなことまでして春樹は喜ぶと思ってんのか!」


「てめぇまでうるせえよ!!黙れ!!」


「戻ってこい良平!!」


「うるせえええええ!!!」


泣き叫びながら迫ってくるペーやんをランが一蹴りして吹っ飛ばした。

その瞬間、メビウスの男がバットをランに振りかざしてきたのを、血を流しているドラケンが止めた。


「俺が相手するから…お前はエマを…頼む…」


「…っ、でも堅…」


「平気だ…こんくらい屁でもねぇよ…」


ランは確かに今、エマに危害が及ぶのだけは避けなくてはと思った。

ドラケンの想いを汲んで、ランはエマを庇う形で体勢を整えた。



エマを庇いながら、襲いかかってくる奴らに蹴りを入れていく。

ドラケンもなんとか1人でやり合っていた。
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