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progress ~東リべ卍~R18~

第11章 radiant



「何してくれちゃってんだテメェ」


「あ?」


「どういうつもりだ。殺されてぇのか」


「は?なに?お前のもんじゃねーじゃん。」


三ツ谷は険しい顔のまま
掴んでいる胸ぐらをグッと引き寄せて睨み上げた。


「そーゆー問題じゃねぇだろ」


「そーゆー問題だろ。
今ここで俺を殺していいのは、ランの男だけだ。」


カッと見開いた三ツ谷の冷徹な眼光と
氷のような冷ややかなドラケンの眼光が絡み合っている。

そんな中、水道と食器の音が
キッチンの方から聞こえてくる。



「悔しかったらお前も男になってみろよ三ツ谷。
エマの言葉借りんなら、"意気地なし君"だぞ、お前。」


「っ…」


三ツ谷がバッと乱暴に手を離した。
ドラケンは胸元を直しながら自嘲気味に口角を上げる。


っつっても……

俺だってエマに対して
なぁんも行動できねぇ意気地なし君だけどな。

どの口が言ってんだって話。


まぁでもこんくらいして煽ってやんねぇと。

三ツ谷もランも。


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