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progress ~東リべ卍~R18~

第11章 radiant



「制服のコス超似合ってんね♡」
「すぐNo.1なっちゃいそ!」
「てゆーか歳はいくつなのぉ?」


「15です!」


ニッコリ答えたランに、
女たちは目を見開いて一瞬言葉を失った。


「て、てて店長!やべぇよさすがに!!」
「摘発されるよバカ店長!!」
「うちら職失ったら困るってぇえ!!」


「なっ…廊下でピーピー喚くな!!
この子は新入りじゃねぇよ!!
ケン坊に会いに来たんだと!!」


「なーんだ、ケン坊の彼女かぁ」
「マジ焦ったわァ〜ひぁ〜…」
「へぇ!こんな可愛い子、ケン坊やるじゃん」


そんなこんなでようやくドラケンの部屋の前まで着いたみたいだ。


「うぉーい、ケン坊〜。
彼女のご来店だぞぉ〜」


「…あ?…かのっ…えぇ?!」


その声が聞こえた瞬間、扉が開いた。


「っは?!ラン?!
おまっ!こんなとこまで何しに」


「エマだと思ったぁ〜?クスクス
お邪魔しマース。ありがとテンチョー」


「へいへい。ごゆっくり。」


パタン…


扉が締まり、狼狽えているドラケンを無視してランはぐるりと部屋を見渡す。


「へぇ〜。なんかすごい住みやすそう〜
堅って綺麗好きだよねぇ。」


「てめっ…一人で来たのか?!
ここには野郎以外入れたことねぇんだぞ。
エマですら来させたことねーのに」


ランは満更でも無い様子でベッドに腰掛けた。
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