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progress ~東リべ卍~R18~

第11章 radiant



「ならなんでそんなことすんのよアイツは」


「だから考えてることがあんだよタカちゃんも。」


「はあ?何を」


「柚葉は東マンでもねぇから知んないと思うけど、タカちゃんて、ぶっちゃけぜってーランに気ぃあるよ。」


「えっ…」


「そんなことアタシだってとっくに気付いてるよ!」


「えっ…」


ランは目を瞬かせたまま
八戒と柚葉を交互に見る。


「な、なんでそう思うの?三ツ谷くんは私のこと、」


「なんでって言われてもねぇ」

「タカちゃんのことはなんでも分かる」


「・・・」


「つまりタカちゃんの考えてることは……」


八戒の眉が釣り上がり
真剣な眼差しが突き刺さる。


「……ことは?」

「……な、なに?」


息を飲んで次の言葉を待つ2人。


「ルナマナがいっちゃん大事なんだよ!
つまりランは二の次!!」



ポカンとした表情で固まる2人に、



「なんせタカちゃんは
世界一カッケェ兄ちゃんなんだからよ!」



八戒はどこか得意気に続けた。



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