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progress ~東リべ卍~R18~
第10章 return
「じゃああのキスは?!
あれは一体なんだったの?!」
目を見開いている三ツ谷に鋭い視線を突き刺す。
「答えてよ!!」
三ツ谷は目を瞑って小さくため息を吐いた。
「……悪かった。」
「っ…なに…それ…っ…」
ランの体が小刻みに震え出した。
「意味わかんないよ…」
「……そうだよな…ごめん…」
謝られると、ますます意味がわからないし
情けなくなる。
少しだけ期待していた自分が心底嫌になる。
その時、ランのケータイが鳴った。
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