• テキストサイズ

progress ~東リべ卍~R18~

第10章 return




「ウラぁああああ!!!!」


「長内!!!」


気を失っていたと思っていた長内が万次郎に後ろから襲いかかる寸前を、ドラケンが止めた。


「てめーがなんで負けたか教えてやるよ。
親襲ったり女回したりよぉ、やってることがクソなんだよ。いいか?次同じようなことしてみろ?俺らがとことん追い詰めて殺しに行くかんな?!」


「こいつらやべー…」
「マジで中坊かよ?!」


「てめえらの頭はウチのマイキーがノシた!!
文句ある奴いるかあ?!
いねぇなら今日からメビウスは
東マンの傘下とする!!!」



(すげぇ…勝っちまった…
こうやって東マンはデカくなっていったのか…)

タケミチも頭がふらつく中そんなことを考えていると、パトカーのサイレンが聞こえてきた。


「やべ。サツだ」
「逃げんぞタケミっち!」

「は、はいっ」

「おいメビウス!!
自分らだけ逃げようとしてんじゃねえよ!!
長内に肩貸してやれ!!」


そう言ってドラケンが長内を支えていた時だった。


ドスッー…


「てめぇだけは許せねぇんだよ長内!!!」


「何やってんだよパー!!!」


長内を、パーちんが刃物で刺してしまった。


「パー…おまえっ…」
「パーちんナイフなんてどっから」
「え…?刺した?」


「長内!!長内!!」


ドラケンが揺するも長内は動かない。
/ 996ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp