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progress ~東リべ卍~R18~

第10章 return





「チッ…ほんっとわかんねーヤローだな!!
っ!…なにすんだよドラケン!!」


パーちんの振り上げた拳を、ドラケンが掴んだ。


「タケミっちが引かねーって言ってんだ。
少しメビウス調べてみてもいいんじゃねーの?マイキー」


「…お前東マンに楯突くの?」


「あ?そういう話じゃねえだろ」


「そういう話だよ」



万次郎とドラケンの睨み合いが始まり、空気が張りつめる。


そのとき…


「内輪揉めしてるとこ悪ぃんだけどさぁ、メビウスメビウスってよぉーうちの名前連呼すんのやめてくんねぇ?中坊共がよぉ〜」


「てめぇーはっ!!長内!!!」


なぜかそこに突然現れたのは
メビウス総長・長内信高だった。


「騒ぐなチンカス。
2個上なんだからよぉ、手前様って言えよぉぉ」


「オラあぁぁぁあ!!!!」


ドガっ!!!


「はいっ♡所詮中坊レベルぅ〜」


パーちんは1発で飛ばされてしまった。


「東京卍會?
名前変えろよ。中坊連合によぉ」


長内の後ろにはみるみる特攻服を着たメビウスのメンバーが集まっていく。


「なーんかメビウスに喧嘩売ってるって聞いてなぁ、こっちから出向いてやったってわけ♡」

「やっちゃうぞやっちゃうぞ」
「踊れよ中坊」
「んだよ、ヒョロいのばっかじゃん」

「マイキーちゃあん♡戦争だあ♡」



完全に取り囲まれてしまった。
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