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progress ~東リべ卍~R18~

第10章 return



「お待たせしましたーっ!!
ランちゃん特製のっ
アレンジペヤング料理だよー☆」


皿を3枚置いて、きちんと3等分に分ける。


それは、先程のマヨネーズ入り獄激辛に普通のペヤングを混ぜ、更にとろけるチーズを振りかけてレンジでチンし、オリーブオイルをかけて混ぜ合わせたものだった。

これで多少はマイルドになっている…はず。


「い…いただきます…」


千冬がそう言ったのを合図に
3人同時に恐る恐る麺を啜る。


「あ…」
「おぉ…」

「うん!やっぱ私って料理上手な子♡」


それは意外にも美味しかった。
タバスコの効いたピザみたいな感じだ。



「うん…なかなかいける」

「美味いです。さすがっす…」


「よかったーっ!!」


仲良く完食したところで、
2人の邪魔はしないようにと千冬が席を立つ。


「じゃー俺の役目終わったみたいなんで。
もう帰りますね。」


「もー帰んのか?千冬ぅ
せっかくきたんだからもうちょいゆっくりしてけばー?これじゃあマジで激辛食わせるためだけに呼んだみてーじゃん。」


「は…?」

(なんで場地さんが止めちゃうんすか!
つうか初めからそれだけのためだったでしょーが!)


「そーだよ千冬ぅ。
まだデザートあるよ?お菓子も!」


ランまでそんなことを言ってきた。
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