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progress ~東リべ卍~R18~

第3章 react




「わかったよ。」


ため息を吐いて目を逸らした。



「おっし!じゃー…そーだなー
"東京卍會" これでどう?我ながらセンスあるな〜」


トウキョウマンジカイ

略して "東マン" か。



「ねぇ…本当にチームなんて作るの?」


「うん。そこら中のいい不良たち集めてさ、どんどん巨大な暴走族チームにしていって、で、いつか天下をとって。」


万次郎の目は輝いている。


「お前もついてこい。ラン。
お前だって不良なんだから。」


「不良になった覚えはないよ?」


ムッとして言い返すランに、万次郎はバカにしたように笑った。


「今更なに言ってんだよー!
俺や兄貴や場地、ケンチン、皆と仲良くしてる時点でもうお前も立派な不良なんだよ!」


「なら私は、良い不良になりたい!」


言ってしまってから、"良い不良" って
一体なんだ?と疑問符を浮かべながら
思考を巡らせていると…



「よお〜マイキー……と、
ランもやっぱここにいたか」



突然の声に顔を上げる。


金の辮髪にドラゴンの墨…


龍宮寺堅(ドラケン)が立っていた。


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